今回はこれから自分でビジネスを始めるにあたって、成功者の考え方を知りたいという方向けに
成功者の1人である堀江貴文氏(以下、ホリエモン)のビジネスに対する考え方を学べる本
「まんがでわかる バカ は最強の法則」の要約と感想をお伝えします。
今回紹介する「まんがでわかる バカは最強の法則」では
・なぜバカの方が成功しやすいのか
・挑戦する時にセットで考えるべきこと
・「カネ」とは何か
について知ることができます。
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どんな内容?
この本ではホリエモンのビジネスで成功するための方法や考え方を知ることができます。
詳しく説明するとバカはなぜ成功しやすいのか?、リスク管理、SNSの使い方といった計7つの項目について持論を展開しています。
そしてタイトルに「まんがでわかる」と書いてありますが、コラボしているのはあの「闇金ウシジマくん」なのです!
今回の記事ではビジネスで成功するために必要な7つのエピソードの内、個人でも再現可能な3つを紹介していきます。
なぜバカは成功しやすいのか?
本のタイトルにもなっているこの疑問。
答えは単純です。
バカは、打席に立つ回数が多い。
バカは最強の法則 p025
具体的に説明すると、バカは平気でリスクを取ることができ失敗を恐れません。仮に失敗したとしてもダメージを受けないので、次から次へと挑戦していくため成功しやすいのです。
宝くじで考えると分かりやすいです。
1枚しか買わない人と100枚買った人とでは100枚買ったほうが当たりやすいですよね?
それも1回や2回だけではなく、10回100回1000回と買う回数も増やすことでさらに確率を上げる。
ビジネスも何が当たるか分からない以上、挑戦回数を増やしていくことが成功に近づくために必要なことなのです。
闇雲に挑戦したってダメ。〇〇を知った上で挑戦すること。
とは言え、何でもかんでも挑戦すればいいというワケではありません。
右も左も分からない状態で不動産投資、FX、飲食店経営などに手を出せばどうなるかは…おわかりですね?でも何も挑戦しなければ人生は変わらない。
じゃあ、どうしろってんだ!
そう思われる方もいるでしょう。
ホリエモンはこう述べています。
リスクがわかれば、必要な知識と情報が何なのかわかってくるし、危機が迫ったときに最低限の対処法を速やかに取れる。
バカは最強の法則 p078~p079
つまり
これから挑戦しようとするもの・ことのリスクを知る=勉強すること。
勉強しないからありえない利率の投資案件にお金を出してしまう。
勉強しないから新しくお店を出しても誰も来ない。
勉強しないから知らないうちに損をする。
無知であること。それ自体がリスクなのです。
Q.そもそも「カネ」とは?→A.〇〇である。
この記事を見ているということは、ビジネスに興味があるのだと思います。
ビジネスに限らず、現代社会で生きていくには「カネ」が必要です。
ところで、「カネ」とは何でしょう?
多くの人は一万円札や500円玉といった貨幣を連想したのではないでしょうか?
しかし現代ではそういった貨幣を持たず、カード1枚、スマホ1台だけで生活している人も存在しています。
ということは、カネ≠貨幣ということです。
「カネ」についてホリエモンはどう考えているのか?
カネとは、信用を数値化したものにすぎない。
バカは最強の法則 p117
カネとは信用である。
さきほど例に出した一万円札そのものの価値(原価)でいえば、約30円以下です。
なぜ1万円としての価値があるのかと言うと、政府が「この紙切れには一万円の価値があることを保証するよ」という信用があるから成り立っているのです。
話をビジネスに戻すと「カネがない」と言っている個人や企業には信用がないと言えます。
信用できない人にお金を貸しますか?
信用できない企業の商品を買いますか?
信用できない店に行きますか?
こう考えるとカネ=信用ということがよく分かりますね。
感想
タイトル詐欺感が強い。
インパクトのためとはいえ、「バカは最強の法則」というタイトルにも関わらずバカの話は最初の1章のみ…。「バカであることはなぜいいのか?」と思って手に取る方も多いだろう。開いてみたらバカの話は最初だけ、では詐欺と言われても仕方ないのでは?「バカ」を軸に話を進めてほしかった。
とはいえ内容は真っ当で勉強になる。決して突飛な考え方をしている訳ではなく、むしろ恐ろしいほどに現実的に物事を考えている。だからこそ共感・納得できる部分が多い。
個人的には「カネ=信用」の話は今後の人生に活きると思っている。
あと、絵がかわいい。
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まとめ
今回紹介したのは「まんがでわかる バカは最強の法則」でした。
本記事では7つあるエピソードのうち、個人でも再現可能な3つを紹介しました。
タイトルは「バカは最強の法則」ですが、内容はホリエモンのビジネスに対する考え方となっています。タイトルと内容に少しズレがありますが、そこを気にしなければビジネス書としてとても参考になる本です。
他の4つのエピソードの内容が知りたい方はぜひこの本を手に取ってください。
では良き読書ライフを。
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