【朗報】ニートでもwebデザインの 職業訓練校 に合格し就職できた件(入校準備編)

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体験談

こんにちは、イマーキーです。

この記事を見ているということは、次のような悩み・疑問をお持ちだからではないでしょうか?

「専門的なスキルを学んだ上で就職・転職したい」
「受けたい訓練内容が現職・前職と全く違うけど、大丈夫なの?」
「そもそもニートだけど、 職業訓練校 って受かるの?」







結論から言うと…







大丈夫です。受かります。



なぜなら、
私自身が3つの悩みすべてを持った状態で合格したのですから。


というわけで、今回はニートから 職業訓練校 を経て就職した私の体験を共有します。


最初のパートであるこの記事は入校準備編として、必要な手続きや試験内容についてお話します。

今回の記事では
・職業訓練について知りたい
・職業訓練校に入校したい


という方に対して

・職業訓練を受けるメリット
・職業訓練校のデメリット
・職業訓練校に入校する方法
・私の体験談


という情報を提供します。

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職業訓練校 に入校するメリット・デメリット

どんな内容?

この記事を見てくださる方々には、自分で納得した上で自分の人生を創り上げて欲しいのです。



なので職業訓練校に入校する方法をお伝えする前に、職業訓練を受けるメリット・デメリットをお伝えします。



メリット・デメリットを比較・検討した上でご自身の納得できる決断をしていただけたら幸いです。

職業訓練校 のメリット

まずはメリットからお伝えします。
基本的にはお金・スキル・就職に関する内容です。

専門的なスキル・知識が「受講料」無料で手に入る

これが最大のメリットだと思います。

例えば、プログラミングやネイリストといった専門的なスキル。通常なら専門学校やスクールに数十万円という高額のお金を支払って教えてもらうものです。



ところが職業訓練校で身につけるのであれば「受講料」無料で教えてもらうことができます。



ここで1つ注意点。
「受講料」と強調しているのはテキスト代や資格試験の費用は別で必要という意味だからです。



訓練の内容によって金額は異なりますが、私が受講したwebデザインではテキスト代で約1万7000円、資格試験代で約8500円ほど支払いました。



完全無料ではないにしろ、数万円のテキスト代+資格試験代だけで一生のスキルを身につけられると考えれば破格の待遇です。

条件が揃えば給付金+交通費がもらえる

少額の費用だけでスキルを身につけることができると言いました。



しかし、条件を満たせば毎月10万円の給付金+交通費を受け取ることができるのです!



一緒に訓練を受けた方の中には、給付金をもらうためにわざわざバイトのシフトを減らし、社会保険から外れた方もいました。



条件などをここで話すと長くなるので厚生労働省のリンクを貼っておきます。(求職者支援制度のご案内



ハロワでも説明してくれますので、立ち寄った時や手続きの際に聞いてみましょう!

訓練校の人脈を使った就職の可能性

訓練校で講師をしている方々はその道で稼いでいるプロです。当然、横のつながりや同業の会社についての情報を持っています。



例えば、「この会社はブラック気質」「あの会社は✕✕というスキルを持った人を探している」といった内容です。



講師だけでなく、同期の訓練生が先に就職した場合も「あの人はこの分野に詳しかった」という理由で会社に口添えしてくれる場合もあります。



良質な情報は良質な関係性からやってくるのです。講師、受講生ともに良好な関係を築き上げていきましょう。

職業訓練校 のデメリット

メリットがあれば当然デメリットもあります。


デメリットの場合、主に職業訓練という制度そのもの、人間関係が原因になっています。

理由のない遅刻・欠席は許されない

国が職業訓練を行う目的は「一人でも多くの人に長く働いてもらい、少しでも多くの税金を回収したい」です。



この前提で考えたとき、遅刻や欠席を繰り返す人が就職したとして長く働けるでしょうか?



まぁ、無理でしょうね。



そういった理由から、遅延証明や病院のレシート・診断書がない遅刻・欠席は原則認められません。



1回でも証明書類のない遅刻・欠席をしてしまうと、その月の給付金は受け取ることができません。



私の通っていた訓練校では、
・月の出席率80%以上
・訓練が終わるまでの合計出席率80%以上

を満たさないと退校処分というルールでした。


こういったルールに関しては訓練校や地域で差がある可能性があるので、しっかり確認しましょう。

毎月1回、指定の書類を持ってハロワに行く

職業訓練を受ける方は毎月1回、「指定来所日」という日の決められた時間にハロワに行く必要があります。(この日は訓練はお休み)


来所日には訓練校から返却された出席確認の書類を持っていく必要があります。



遅刻・欠席は当然即アウト。給付金が受け取れないだけでなく、何度も繰り返すと退校処分になります。


では、書類を忘れてハロワに行った場合は?

解決策は2つあります。
1.書類を忘れたことを伝えて取りに戻る
2.別の日に書類を持って行く



問題は2のパターンです。
別の平日を指定されるのですが、当然、職業訓練があります。



この場合、職業訓練を途中で抜けてハロワに行く必要があります。抜けたコマは欠席扱いになるので、出席率がヤバい方やテストを控えている方は前日に持ち物をしっかり確認しましょう。

どうしても人間関係が発生する

良くも悪くも、いろんな人が集まります。当然、少なからず人間関係のトラブルは発生してしまいます。



私自身は誰かとバチバチにやり合うことは無かったですが、訓練生同士のそういった場面を見てしまったり、卒業してから「実は講師の人とこんなことがあって…」と暴露されるという経験をしました。



人間関係がどうしても無理という方には職業訓練は難しいかもしれないですね。

職業訓練校 に入校する方法

ここまでで職業訓練校のメリット・デメリットをお伝えしました。

職業訓練に興味が湧いた人
職業訓練に興味が湧いた人

お金をもらいながらスキルを学べる!?
そんな夢のような仕組みがあったなんて!!!!
どうやったら職業訓練校に入れるの???

ここからは職業訓練に興味が湧いた方に対して、入校するための方法をお伝えします。
手順だけで言えば以下のとおりです。

1.ハローワークで相談
2.説明会に参加
3.ハローワークで手続き
4.筆記&面接試験
5.合格後、ハローワークで手続き

ハローワークで相談

まずは自分の住所の管轄のハローワークに行きます。


管轄外のハローワークで手続きしようとしても「管轄が違うので受付できません」と門前払いを食らいます。(実体験)



訓練のコースによっては民間の企業に委託している場合があります。私が受けようとしていたwebデザインコースは民間に委託しており、説明会の参加を勧められました。

説明会の参加

説明会がない場合、参加は不要だという方はここは飛ばしても大丈夫です。説明会に行かなかったからといって不合格になることはありません。



説明会がある場合は訓練の内容を詳しく知ることができる以外にも3つの理由から参加することをオススメします。

試験内容を知ることができる

説明会に参加したほうがいい1番のメリットです。


どんな問題が出るかが分かれば対策を立てることができます。



私の場合で言うなら、「筆記では時事問題、漢字の読み書き、簡単な数学といった一般知識に加え、webデザインの訓練なのでwebに関する知識や図形の問題を出す。さらにPCでの入力もしてもらい、制限時間は合計で60分」とのことでした。



こういった情報はネットにはありません。
自分の足で稼ぐしかないので、説明会には行ったほうが得なのです。

訓練校の雰囲気を知ることができる

これから自分が毎日通うのはどんなところかを知ることは重要です。


どんな場所なのか?周辺の環境は?部屋の広さは?…といった自分の目や耳で体験しないと分からない部分を知ることができます。



私の場合、スマホの地図上では場所は合っているのに訓練校が存在しないという現象が起こりました。



それもそのはず。訓練校は車の停まっているガレージの奥にあったので初見で分かるはずがなかったのです。



実際、合格した人の中にも「場所が分からなかったので説明会に参加できなかった」という人が数人いました。

面接で有利になる

あなたが面接官だった場合、説明会があったのに参加しなかった人が面接に来たらどう思いますか?

「なぜ来なかったの?本気じゃないの?」
と思いませんか?

説明会に参加するだけで本気度に疑いをかけられる確率が減ります。



また、説明会で前に立っていた人が面接官になる場合や、面接後の選考に大きな影響を与える人物である可能性も0ではありません。



そういった影響力を持った人にいい意味で自分が印象に残ったら、選んでもらえる可能性がわずかでも上がると思いませんか?

ハローワークで手続き

職業訓練校に入ることを決意したら自分の管轄のハローワークで手続きをします。地域や訓練校によって必要な書類が異なると思うのでハローワークの指示に従ってください。



私の場合は指定の書類への記入、証明写真の用意、ジョブカードへの記入を求められました。
(ジョブカードについてはこちら



必要な書類が揃ったのであれば、職業訓練校orハローワークに提出します。


私は直接、職業訓練校に渡しに行きました。そしてその場で試験日を言い渡されました。

筆記&面接試験

筆記は一般知識(漢字の読み書き、中3~高1レベルの数学)、時事問題、訓練コースに関連した内容を勉強すれば問題ないでしょう。訓練校独自の試験内容がなければ。



面接は訓練校によっては1対1だったり、2対1だったりするみたいです。
聞かれる内容をざっくりまとめると
・どういう人間か?
・途中で辞めないか?
・就職の意思はあるのか?
・周りの人とうまくやっていけるのか?

といった感じでしょうか?



なぜこういった内容を聞かれるのかというと、民間に委託されている訓練校の収入は、訓練生が雇用保険に入れる仕事に就いたかどうかで決まるからです。就職以外の理由で途中離脱されたり、卒業後に就職してもらわないと困るのです。



面接でここの見極めをしているのです。
会社の存続がかかっているから。

合格後、ハローワークで手続き

試験後、合否に関わらず結果が郵送されます。



合格された方は指定された日時にハローワークに行き、指定の期間内までに書類を提出します。



その後、別の日に「職業訓練を受ける際の注意事項」という名目で1時間くらいの講習を受けたら晴れて職業訓練生としての生活が始まります。

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私が 職業訓練校 に合格した体験談

ここまでは一般的な流れを説明してきたので、ここでは私の実体験をお話します。

100%参考になるわけではありませんが、事例の1つとしてお聞きください。

職業訓練の受験時の私

体験談を話す前に職業訓練に申し込んだときの私の情報をまとめます。



経歴:製造業正社員(4年半)→ニート(2年)
資格:普通自動車免許(AT限)、消しゴムはんこインストラクター、金属プレス加工技能士(2級)
その他:1年で17.4kgの減量、ブログ記事数件を検索1ページ目に表示、外国人研修生2名の教育経験

ハローワークで相談

職業訓練に申し込んだ理由は家を出たかったから。

しかし就職していない身では家を貸してくれるところなんて当然ありません。
IT系やブログの知識が活かせる仕事はないかとハローワークで求人検索をして、帰ろうとしたときに偶然見つけたのが職業訓練の募集チラシ。



すぐにチラシを持って受付で説明を受けましたが、先述したとおり「管轄が違うからそっちに行け」と言われ退散。
翌日、管轄のハローワークに行き「申し込む前に説明会行って、その後に決めるのがいい」とのこと。



帰宅後、職業訓練校に説明会参加の旨をメールで伝え、無事に参加OKの返事が。

説明会に参加

2週間後、上でも書いたように無駄に迷いながらも無事に職業訓練校に到着。バス1本+徒歩10分ほどで通える場所でした。



説明会自体は30分程度で、内容は
・何を学べるか
・授業の進め方
・就職の事例

に加え、筆記試験の内容…筆記の内容+PC入力を知ることができました。



服装に関しても「常識ある格好で」と言っていたので、当日はスーツで臨むことに。
(後ほど判明したことですが、スーツでなくても合格した人が数人いたそうです。)

ハローワークで手続き

説明会に参加する前から受講する気マンマンでしたので説明会の翌日にさっそくハローワークで手続きしました。



書類の記入や証明写真に加え、ジョブカードという聞き慣れない書類が必要とのこと。



幸いにもExcelで記入したものを印刷するだけでOKだったので助かりました。手書きなら何枚の紙が犠牲になったことやら…。


しかし、ジョブカードには別の大きな落とし穴が。
「ハローワークの○階にキャリアコンサルタントに相談できる場所があるから、自分で予約取って1度見せてから受付に持ってきてね」



「電車1本とはいえタダじゃないんだぞ」
…と言ったところで状況は悪くなるだけなので「分かりました」と言って帰宅。必要事項を打ち込むも、これがなかなかに難航。



3~4日かけて完成させ、受付時に渡された書類に記載されているキャリアコンサルタントに連絡を取り予約完了。



予約した日時にハローワークに行き、予想を大きく上回ってにスムーズに進行。
修正箇所が2~3という結果で30分ほど話してOKをもらい受付へ。



必要な書類がすべて揃ったことをハローワークに確認してもらい、1つの封筒にまとめてもらったものを返却される。郵送でも良かったかどうかは忘れてしまいましたが、私は直接職業訓練校に出向き封筒を渡しました。



3~4回ほどハローワークを往復して、ようやく職業訓練校への挑戦権を手に入れたのです。

筆記&面接試験

書類を渡して終わり…というわけには行きません。筆記とPC入力と面接の試験があるのです。


筆記の過去問が無いかと探したのですが…




















ありました。
こちらのサイトを参考に対策しました。


面接に関しても調べればいくらでも体験談が出て来ます。



3~4のブログやnoteを参考に職業訓練校は訓練生に何を求めているのか?を考えた結果が上で記述したものです。wordに想定質問+回答を打ち込んで台本にしました。



私の場合ニート期間があったので当然ツッコまれるワケです。



しかし、ただ食っちゃ寝していたのではありません。ダイエットをしたり消しゴムはんこの資格を取ったり、ブログ(SEO)の勉強をしたり。


今後の役に立つであろう行動+結果を出しているので不安はありませんでした。



PC入力に関してはそれ以上の情報が伝えられなかったため何の対策もしませんでした。




そしてやってきた試験当日。


後で知ったことですが、このときの受験の倍率は2.2~2.3倍だったそうです。
それで私の受験開始時間は17:30だったのか…。


席について説明を受けた後に筆記試験開始。一般知識やweb知識は大丈夫だったのですが、時事問題に関しては私は普段テレビを見ないのでサッパリでした。



まぁ、3問くらいしかなかったので大した問題ではなかったのですが。



続いてPC入力。
何を要求されるのかと思えば、面接で聞かれるであろう質問に対して答えを文章で打ち込むという内容でした。



「何だそれだけ?」と思われた方もいるでしょうが、試験という名目になった途端に「こんなに短くていいのか?」「こんな回答でいいのか?」という思考が駆け巡ってしまうのです。



…私だけ?



そして致命的なミスが発覚。
私、試験終了時間を10分、カン違いしていました。



慌てて空欄を埋めるも時間切れ。数問は1行しか回答していない状態でした。指定の処理をしてPCを閉じ、その場で待機を言い渡されました。どうやら面接に時間がかかっているようです。



乱れた心を鎮めるために移動の指示があるまで逆腹式呼吸の瞑想をしていました。

1.4秒かけて息を吸う(このとき腹を凹ませる)
2.7秒息を止める
3.8秒かけて息を吐く(腹をふくらませる)
1~3を繰り返し


5~10分後。
いよいよ面接会場への移動になりました。
移動中はなんとも無かったのですが、会場に着きもうすぐ面接だと思うと心臓がバクバクでした。



この時に役に立ったのが前日に読んでいた本です。
「緊張しているのではなく興奮していると考えることでパフォーマンスが上がる」
と書いてあったのでその通りに思考を変えました。



そしてやってきた面接の時間。
正直何を話したかは覚えてないです。
聞かれたことは

・自己紹介
・なぜこの職業訓練を受けたのか?
・就活の状況は?
・ニート期間は何をしていた?
・最後に自己PRを


だったかなと思います。もう1~2個あったと思いますが忘れました。
時間は多分10~15分くらいかなと。



「あ~これ落ちたわ。サイゼでお疲れ様会やって帰ろう」



というわけでサイゼで飲み食いして帰りましたとさ。

合格後、ハローワークで手続き

2週間後、合否に関わらず封筒が送られてくるとのこと。



当日の昼からはソワソワしていました。
口では落ちていると言いつつ、心の中では期待をしている。そんな状況の中、1時間に1回郵便受けと部屋を往復するアラサー。



そして16時30分。
待ちに待った合否通知が郵便受けに。
合格ならそれで良し。不合格ならバイトでも派遣でも働いてさっさと出ていく。



さて、結果は…?






や”あ”あ”あああああああああああああああ

正直手応えが無かったので驚きました。
合格後、期日までにハロワで手続きを済ませろと書いてあったので翌日に行きました。

ちなみに、給付金の申請をするときは
・自分+世帯主の通帳
・条件(詳しくはこちら)を満たしている

必要があります。

通帳はコピーでもOKですが、表紙+開いた1ページ目+申請する前の月すべてのやり取りの情報が必要です。



なんやかんやあって、ハロワークに来てから書類の受理が終わるまでに2時間かかりました。



受理された数日後にまたハローワークに行き、講習として職業訓練を受ける際の注意事項を説明されました。部屋には私を含め4~5人程度でした。



講習内容を要約すると、
・毎日必ず出席
・遅刻、休むなら診断書などの証明書を持ってくること
・毎月1回の指定された来所日には時間通り、指定の書類を持って来ること…など




この講習で注意事項が書かれた書類を貰えるので他の事項については割愛します。



これで晴れて数日後には職業訓練生としての生活がスタートしたわけです。

まとめ

まとめ

・ニートでも職業訓練に受かる
・理由はどうであれ、目標は大きな原動力になる
・公的機関の手続きには時間とお金がかかる
・ジョブカードは自分の経歴を棚卸しするいい機会になる
・情報を得ることをケチらない
・服装に迷ったらスーツ
・答えのない問題…今回は面接に対して、準備をしすぎるということはない
・最後まで諦めない
・「緊張」は「興奮している」と再定義する
・身内が敵だと大損する

今回はここまで。

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