初めての新人教育で不安なあなたへ、知っておくべき4つの心構え

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教育係の方

( ・∀・)ノシ おいす~⤴イマーキーです。
今回は新人教育に任命された時の心構えについてお話します。

私の経験でお話すると、9月に外国人研修生が2人来るという話が出たとき
教育するのが異動して6ヶ月にも満たない私だとは思ってもみませんでした。

私

知識も経験もないのに教育係?何から教えればいいか分からないし、
そもそも言葉もどれくらい通じるか…う~ん不安だ…

こんなとき、どういう心構えでいればよいかサッパリ分かりませんでした。
この記事はそんな不安や悩みを抱えていた自分に、そして現在同じ状況で困っている人に向けて
書きます。

そして3年間の教育を振り返ってみると、人生において大事なことも学べたので
教育を通じて学んだこともここで共有したいと思います。

この記事は「実際に教育が始まる前」という前提で
・教育係になったけど、どうすればよいか分からない
・教育係に任命されて不安や悩みを抱えている
・将来、誰かを指導する立場になるので今のうちに勉強したい


という方に対して以下の情報を提供します。
・教育をする意味と重要性
・教育係になることが決まった時の4つの心構え

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なぜ教育するのか?

本題に入る前に、そもそもなぜ教育は必要なのか?についてお話します。
教育の重要性を理解しないまま教育をすると最終的に相手だけでなく自分も不幸になります。

教育をする大きい理由は2つ
1.自分が楽をするため
2.教育に必要な技術はお金になる

自分が楽をするため

現代の日本では大半の職場で「人手不足」で悩んでいるのではないでしょうか?
毎日朝から晩まで働き休憩も少ない。突然のトラブルに見舞われ残業。
ひどければ休日出勤ということも。そんなとき、こう思ったことはありませんか?

もう1人自分がいたら楽になるのになぁ…

そのもう1人の自分を作り上げるのが教育です。
しっかり丁寧な教育をすれば早くあなたの代わりになります。
逆に雑でぞんざいな扱いをすればあなたの代わりになるのが遅くなるどころか
最悪、あなたの元を離れていきます。

「日常業務に追われて手が回らない!」という意見もあるとは思いますが
長期的に見ると教育に力を入れるほうが最終的にあなたが得をするのです。

教育に必要な技術はお金になる

「教育をする」ことにはいろいろな技術が必要です。
知識・経験、相手に分かりやすく伝える、正しく伝わったか確認する、サポート、マネジメント、時にはメンタルケア…など数えきれないほどあります。

上で挙げた技術はその場限りではなく、今後の人生にも大きく役立ちます。

身近な例でいうと、教育系YouTuberが代表的ですね。
視聴者に伝わるようにテロップや例え話を使い、質問を募集したり時には質問を拾ったりします。
登録者数の多い人の中に説明が下手な人はいますか?説明が分かりにくい人はいますか?

他にも講演家、コンサルタント、セミナー講師…
需要のある知識を教えることが上手な人はお金も稼ぐことができるという典型的な例ですね。

4つの心構え

教育をすることは相手だけでなく、自分にも多大なメリットがあるということを
理解してもらえたと思います。

ここではあなたが教育者に決定したときに必要な心構えについて解説します。
必要な心の準備は4つです。
特に最後の項目は重要です。ここだけ注意すればいいと言っても過言ではありません。

・教育者の教育は行われない
・責任はあなたが負う
・相手はあなたの思い通りには動かない
・今までにないストレスが襲いかかる

教育者の教育は行われない

あなたが教育をすることになったからと言って、上司や会社が特別なにかすることはありません。
すべてあなたが考え実行するのです。会社や組織によっては教育マニュアルはあるでしょうが100%頼れるものではないことは覚えておきましょう。理由は2つあります。

情報が古い可能性が高い

マニュアルは1度作ってしまえば、基本的に見直されることはありません。
見直されるときは何か予想外のトラブルが発生したときだけです。
しかし、そのマニュアルの作り直しは誰がいつやるのでしょう?

基本的には教育者業務時間外にやることになります。
上司は持ってきたものを見て良し悪しを判断するだけの立場です。
質問をすればアドバイスはくれるでしょうが、教育者が主体となることには変わりません。

上記を踏まえた上で言うと、大半の人はわざわざ自分の時間を犠牲にしてまで
マニュアルの作り直しなんてしないでしょう。
なので情報は古くなる一方。ひどいときには最終更新が10年以上前なんてことも。

予想外の出来事は起こるもの

業務内容の変化、業務上のトラブル、新人の態度、職場の状況の変化…
マニュアルに書かれていない事態はいくらでも発生します。
人間が関わる以上、決まった型に全てが当てはまることはありません。
マニュアルに頼りっきりだとマニュアルに書かれていないことに対応できなくなります。

つまり、自分で考えない人間になってしまうということです。
マニュアルはあくまで参考程度に留めておくことにしましょう。




このような理由で、マニュアルが100%参考になることは無いと言えます。
逆に考えれば、自分の裁量で好きなやり方で教育することができるとも言えます。

もちろん、パワハラや暴言・暴力などの犯罪行為は論外ですが
あなたの置かれた状況や相手に合わせた教育をしましょう。

考えることは時間も労力も使いますが、一生のスキルになると思えば安い出費です。

責任はあなたが負う

中途採用を除いて、相手は右も左も分からない素人。
指示が間違っているかどうかも判断できないのです。
出した指示によって損害やケガが発生した場合、誰が責任を取りますか?

相手が意図的に指示を無視した場合を除いて言えば、指示を出したあなたです。
厳密に言えば教育者として任命した上司も多少の責任は問われます。
それでも直接指示を出したあなたの方が責任の割合は大きいです。

教育には責任が付き物です。そういった責任すら取りたくないのであれば
一生を給料の安い平社員で過ごすことになります。

他人を教育するより、自分のスキルを磨きたい!もっと上を目指すぞ!

こういう考えもあると思います。
教育を無駄と判断し切り捨てて、自分を成長させることを優先させる。
目的を持って行動するなら私はアリな考え方だと思います。

そういう方は独立してフリーランスになるというのも1つの選択肢だと思います。
幸い、現代ではそういったフリーランス向けのサイトがたくさんあります。
下に一例として置いておきますので、是非参考にしてください。

フューチャリズム:フリーランスのITエンジニア専門の案件紹介サービス
エンジニアの独立支援なら【midworks】:フリーランスでも正社員並みの保障が受けられる
High-Performer:正社員からITフリーランスになりたい方へ
TechClipsフリーランス:高額案件のみを紹介するITフリーランエンジニア向けサイト
Pe-BANK:創立30年を迎えた老舗

相手はあなたの思い通りには動かない

教育する上でありがちなのが、相手が自分の指示と違うことをすることです。
このとき、最初に自分に原因はなかったかを考えてみましょう。

なぜなら自分はちゃんと教えたつもりでも、相手が正しく受け取れていない
可能性があるからです。

キャッチボールで例えてみましょう。

情報量が多い…一度に大量のボールを投げる

人間が人の話を聞いて長期間覚えていられるのは1語が限界と言われています。

あなたは仕事の説明を一気にしていませんか?例えばこのような教え方です。
「AをやってBをする。その間にCを処理してDを準備する。終わったらEを~」

情報量が多いです。
キャッチボールで言えば、相手はどこに何個飛んでくるか分からないボールを1つも取りこぼすな
と言われているのと同じ状況です。

時間的余裕があるなら1つ1つ教えましょう。
余裕がなければ何個注意事項があるかを最初に言っておきましょう。
そういった情報があるのとないのとでは、心持ちが全然違います。

相手が話を理解できているか確認していない…ボールをキャッチできたか確認しない

先程とほぼ同じ文章を使います。時間に余裕がないときに発生しがちな光景です。
「AをやってBをする。その間にCを処理してDを準備する。終わったらEを~後はよろしく!」

言いたいことを言ったら自分の作業に戻ったり、部屋を出る。
矢継ぎ早に説明しただけでは相手には伝わりません。
というより、これは説明ではなく虚空に向かって話しているのと変わりありません。
お互いの意志の確認をしてない一方的な話は会話ではなく、独り言です。

キャッチボールで言えば、相手を見ずに必要な数のボールを適当に投げているだけです。
相手を見て、相手のグローブに狙いを定めてボールを投げましょう。

ここに関しては時間的余裕の有無は関係なく1つ1つ理解したかを確認しましょう。
正しい理解ができていないのに正しい製品・サービスは提供できません。

指示・説明が下手…暴投

私が教育係初期のときによくやっていたことです。テンパったら今でもしてしまうと思います。
「AをやってBをする。あ~その前にCを準備するんだわ。終わったらD…の前にEを~」

この場を借りて謝罪します。
こんなアホみたいな指導をして申し訳ありません。

キャッチボールで言えば相手にボールが届いていない、頭の上を通り過ぎた状態です。
一生懸命だけど空回りしている。そんな状態です。

対策は1つ。
伝えたいことを紙に書いて整理してから話す。
頭の中の情報を紙に書いて見えるようにしてから整理する。頭の中だけで整理してはいけません。



大まかに相手に伝わらない原因を挙げました。
上記に該当しないのに思うように行動してくれない状況も発生します。
考えても分からないときには直接相手に聞きましょう。

「なぜ指示と違うことをするのか?」「どこが理解できなかったか?」
「どういう言い方をすれば伝わりやすい?」「何に例えたら理解しやすい?」

など自分や相手に100%原因を求めるのではなく、お互いがどうして欲しいか
どうやったらより良くなるのかを話し合って対策を練ることも解決の1つの方法です。

今までにないストレスが襲いかかる

最後に最重要な項目です。
初めて教育する方にとって今までにないストレスが襲ってきます。

進まない仕事。迫りくる納期。なかなか覚えない新人。急かす上司。発生する仕事のトラブル。
残業。休日出勤。壊れる予定。溜まる疲労。寝るだけで終わる日曜日。日に日に悪くなる雰囲気。

ほぼ私の経験したことなんですけどね。
職業や会社によって襲ってくるストレスの種類は違ってくると思います。
ですが、共通して言えることはただ1つ。

感情を爆発させると全てが終わる

ここについては別記事で説明します。
感情を爆発させると今まで積み上げてきた信用・信頼を一気にマイナスにするだけでなく
二度とプラスには戻れません。いわば核兵器のような代物です。
強烈な破壊力の代わりに全てを台無しにする。そのスイッチは常に手に届くところにある。
これだけは忘れないでいただきたい。

スイッチから手を遠ざげる方法ただ一つ。ストレスを溜め込まないことだけです。
なのでストレスを発散させる手段を一つは持っておいて欲しいのです。

おすすめの本を2冊紹介します。
1冊目はメンタリストDaiGoさんの本です。

2冊目はメンタリストDaiGoさんが「ストレス対策の本はこの1冊でいい」と何度も
youtube内で言っている本です。

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まとめ

・上手な教育は相手も自分も幸せにする魔法。
・教育者の教育は行われない。マニュアルは頼れないことが多く、決まったやり方は
 存在しない。逆に言えば成果さえ出せるのであれば自由なやり方で教育できる。
・責任は教育者が負う。この程度の責任すら放棄するのであれば、あなたに未来はない。
 教育より自分を高めることを優先したいのであれば、フリーランスになるのも
 1つの選択肢。
・他人は自分の思い通りには動かない。原因は相手でなく最初に自分から探す。
 原因が相手にあるのであれば話し合って対策を練る。一方的に決めるのはNG。
・感情の爆発は全てを無に帰す核兵器。対策はストレスを溜め込まないこと。

初めて教育するとなると不安でいっぱいになると思います。
ですが、この記事を見て少しでもその不安が解消されたのであれば幸いです。

( ・∀・)ノシ ではまた~

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